Archive of published posts on 10月, 2012

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11月のメニュー

10/31/2012

酵母の時間

11月のメニュー:テーマ「秋いろの食卓」

カラメルミルクブレッド
秋いろサラダ
かぼちゃのポタージュ
プリン

ほんの少しほろ苦くて、でもとてもやわらかです。
先月のおやつで作ったカラメルの続編です。
秋らしく、渋めの仕上がりに。

そして、柿やかぼちゃ。秋のいろをたくさん食べましょう。

 

自家製酵母の時間

11月&12月のメニュー:「バナナ酵母」

バナナとチーズのリュスティック
リュスティックのクロックムッシュ風
パンナコッタ

はじめて登場。バナナ酵母。
ちょっとだけお世話してあげれば(かぜひかないように、笑)酵母には一番いい季節です。
しゅわしゅわっと元気のいい酵母ができますように。

11月も楽しみにお待ちしています。

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うちの夏休み

10/19/2012

 
フランス旅からもどってすぐに。
うちの夏休み。
ほ~んとにな~んにもしない。
温泉に入って、おいしいごはんを食べて、
おしゃべりして、
寝て、そして、寝て、そしてそしてまた寝ました。
 
志摩半島の岬の先端。
目の前に広がる海。
もうそれだけの場所なのだけれど、それだけでじゅうぶん。
お風呂に浸かって、日の出を拝みました。
そう、日の出ってみるっていうより拝むんですね。
 
次の日も陽はまた昇ります。
 
 
そして、夜にはお月様。
海に月光が映ってできる川の道をムーンリバーと呼ぶそうです。
とてもとても神秘的。
 
 
おまけ。

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フランス旅 13日目&最終日

10/18/2012

ひたすら買い物しました。
 喜ぶ姿を想像したら、スイッチ入ってしまいました、笑
これだけ留守にしたんですから。
せめて、おみやげたくさん持って帰ろうと思って。
 お昼ごはんはカフェで。
クロックムッシュと白ワイン。
フランスのを食べてみたかったのです。
夜は、部屋で過ごそうかなと思ってタブレ(しつこい、笑)を買ってきたのですが、
あまりにも西日が強くてやむなく脱出。
 気になっていたオニオングラタンスープを食べました。
 なんでだろ、パナシェ(ビールのカクテル)を注文。
旅行に出ると、なんでだろっていうことを時々しちゃいます。
甘くておいしかったです。
これからのために、いろんなこと習ってきました。
 実際に食べきれないので穴があきそうなくらいに見たり、覗き見(笑)したりして、
しっかりチェックしてきました。
でも、だいじなのは心をこめることだと、やっぱりそこにいきつくのでした。
 出会った人も、再会した人も、そして、残してきた人も、みんながそう教えてくれました。
 
ひとりで旅に出ると、ふたりのそれより、当然のことだけれど、
おしゃべりする時間が少ない分、考える人になります、笑
たまには必要かも。
でも、帰りたい場所があるから、安心して考える人になれるんだなぁと思います。
 ひとりで訪れた場所に、次は誰かといっしょに行けたら、またもっとすてきなことがあるんだろうな。

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フランス旅 12日目

10/17/2012

朝ごはんは、やっぱりまた ポワラーヌのパン 。

そして、ロダン美術館へ。
「考える人」がお庭にいるのです!
 長いことゆっくりしたい場所です。
こんなチェアがあって、お昼寝もできそう。
お庭にはカフェも。
午後はyumiさんと。
パリで一番古いマルシェでクスクス食べました。
今回、絶対行こうと思っていた場所。
今、クスクス研究中なので。 
並んでいる間に、迷う迷う。
どーする、これもおいしそう、あれも・・。
そして、yumiさんが頼んだクスクス。
わたしが頼んだクスクス。
ミントティ。
暑い日にもぴったり。
すーとして、甘くておいしい。
お腹も心も満たされて、マレ地区を散策。
まだ、夜ごはんの時間にもならないけれど、どうしても食べてみたくてファラフェルを。 
さすがに2人で半分こ。
ベーグル。こんな感じ。
 喉がかわいたところでおすすめのカフェへ。
そろそろ、旅も終わりに近づき、再び自制心を失い、フランス的ケーキを半分こではなく一個ずつ注文。
レモンメレンゲパイとチョコレートタルト。
 しかし、心意気とは裏腹にあえなくギブアップ、若いyumiさんにあげました…
 
カップルが鍵をつけていきます。
幸せになれるんですって。  
遠くから見ると橋がきらきら光ってます。
来た時よりもだいぶ日が短くなり、日差しは強いけれど秋の気配。
もうすぐ8時。名残惜しけれど、そろそろ帰らなきゃ。
セーヌ川を散歩して、ルーヴルでお別れ。
エールの交換しました!!

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フランス旅 11日目

10/15/2012

今、泊まっているアパルトマンのすぐ近くにポワラーヌ発見。 朝抜きにしようと思っていたけれど、発見しちゃったのでやっぱり買いに行きました。 りんごがのってるこれ。もう大好きー
ビオのマルシェへ。 yumiさんといっしょに買い出し。 お豆やアーティチョークなどなど、日本とは少しちがう野菜をたくさん買いました。
夜は彼女のお誕生会。 一緒に勉強中の友だちにまぜてもらってパーティする予定です。

このハーブをかなり原始的ともいえる絞り機でジュースにしてくれます。
味は・・まるでハーブ、笑
でも好きです。
おかわりしたいくらい。
 
ずっと気になっていたこのお豆。
もちろん購入。
yumiさんのお昼はガレット。
わたしは、これ。
野菜のガレット。
     mugiyasaiって書いてありました。味から想像するに小麦粉と人参のお好み焼きみたい。 
yumiさんお誕生日なので。
マルシェで好きなのを選んでもらったら、ムッシュがおまけにバラも一本。
なんて、すてきなの。
 
パーティまでまだちょっと時間があるので、お散歩。
カントリーマームみたいなクッキー。
ひとつだけ食べたいんだなぁ。
ゴッホの生家。
ひっそりと。
ブルーの扉がとてもすてきです。
暑いねーって、ビール。
ずっと気になっていたお豆。
こんな感じです。
いんげんのようにそのままゆでるのかと思っていたら、さやから出して料理します。
さっとゆでました。
マルシェで買った野菜をバーニャカウダで
 納豆巻、太巻き、サーモン押し寿司
日本に一時帰国してパリに戻ったばかりのお仲間が、調達してきた貴重な材料で作ってくれました。
みんなはもう歓声あげて喜びましたよ。
そうだよね、懐かしいね、日本食。
yumiさん、お誕生日おめでとう。
シャンパンで乾杯!
いっしょにお祝いさせてもらえて、しあわせのおすそわけいただきました。
ありがとう。
勉強中のみなさん、目指す道はそれぞれです。
がんばれ。
わたしもがんばります。
 

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HPが新しくなりました

10/12/2012

いつもありがとうございます。

アスパラガス(おいしいんです。とっても。そのあとのとうもろこしもおいしかった!)がとりもつ不思議なご縁で、今回このHPを作っていただきました。
ほんわかした感じがとても気に入っています。

新しいページを増やしました。
「レッスンのおしらせ」のページ。
メニューのほか、レッスンに関するおしらせです。
「今日の元気のもと」のページ。
日々のごはんなど、ちょっとがんばって更新していこうかなと思っています。
とはいってみたものの、このお休みの間に夏休み日記完結ならず。
まずは日記完結させますので、今しばらくのお待ちを。

みなさま、これからもどうぞよろしくお願いします。

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フランス旅 10日目

10/12/2012

1時に目覚ましかけて、工房に行ってみました。
生地を分割、成型している最中で、静かに、ただ黙々と。
生地の量から察するに、多分、普通なら何人もでする作業なんだろうと思うのだれど、主であるセルジュさんとほかにはお手伝いがひとりだけ。
生地は2種類、白っぽいのと茶色いの。 型に入れたのとそうでないの。
いたってシンプル。

 
一旦、引き上げ、5時過ぎに再び行ってみると、ちょうど窯から出しているところでした。
寒い朝でしたが、釜のある場所はあったかくて、こうばしいかおりに包まれていました。
 フランスで一番大きな窯って言ってたけれど、ほんと、窯の中に住めそう、笑 焼きたてを2つ。
袋に入れてくれました。
 きゃあとか、わぁとか、大きな声で喜びを表現しそうになったけれど、厳かな雰囲気を壊さぬように、でも気持ちだけは伝わるように、静かに受け取りました。

再び布団にもぐりこんで、まだあったかいパンを少しだけ食べました。
今日もいい日だなぁと思いながら、もう一度寝ました。
さてさて、朝市です。
ノルマンディはお魚が豊富。
この並べ方って、フランス的! うまく説明できないけれど、なにかが違うんです。

牡蠣や海老ももおいしそう。残念、次回に。

プディングみたいなの。
名物らしい。
次回ぜひ。

ノルマンディのチーズはすばらしくおいしいです。

果物もたくさん。
ボルドーではもいで食べたっけ。

おばあちゃんが朝ごはんを用意してくれています。
セルジュさんのパン
自家製コンフィチュール
ノルマンディーのバター
自家製りんごジュース
コーヒー

バターはワイルドな味。
チーズや生クリームになると野性味はぐっと薄れます。 コクはあるけれど、どんどん食べられちゃう感じ。
どうしてだろ。

若者は作業中。

わたしがお昼ごはん、担当します。
ノルマンディのおばあちゃんのガレットを教わります。
まずは野菜を採りに行きます。

こんなにガレット焼きましたー
ひたすら、もくもくと、何枚(いや、何十枚)。
こういう作業は実に好き。

ガレットの具の準備。

もちろん自家製のシードルも。
外のテーブルで。
みんな、外で食べるごはんが好き。
そして、みんなよく食べ、やっぱりよくしゃべります。

みんなにさよならして、夕方の電車でパリに戻りました。
夜ごはん。
名残惜しく、セルジュさんのパン
なすと松の実のオリーブオイルソテーとほうれん草のサラダ
ビール

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フランス旅 9日目

10/12/2012

パリに荷物を残して、ノルマンディーに一泊です。
旅行中なのに、そこから一泊旅行なんて、ちょっとへんな気分です。
朝ごはんはサンテミリオンで買ったカヌレ。 電車の中で食べました。
ファームステイです。
野菜、パン、そして、シードル。 あっ、豚もいました。
そして、半分は自家電力って言ってました。

懐かしい風景。 林檎の木に洗濯物。絵になる。

着いたとき、夕方からのマルシェの準備の最中でした。
お菓子を売りに出かけるらしい。
さっそく、ちょっとお手伝いします。
とてもおいしい!

みんなが集まる部屋はこんな眺め。ほとんどが窓。

ここでお昼ごはん。
ハーブたっぷりの鯖のグリル
ラタトゥイユみたいなグラタンみたいなの
ゆでたごはん
きゅうりとズッキーニの花のサラダ
サブレ ミントティ

何人かの若者がいろいろ手伝っています。
どの国の青年もたくましいなぁと微笑ましく思います。
そして、みんな優しいです。
この日はお昼も夜も若者が作ってくれました。
しつこく作り方を聞いてみましたが、ふつうの若者の彼らからの返事は「テキトー」、笑 すごくおいしかったです。

ぜんぶすてき。

なんでも保存。 さくらんぼの茎はお茶にするって言ってました。

出会ったばかりのmioちゃんがピアノを弾いてくれました。
一週間のお休みで旅行中。
夕方、マルシェが立つというので、夕飯の買い物を兼ねてでかけました。

これは何?
動くオーブン!かっこいい。欲しい、笑

ほかほかのパンが出てくる、出てくる。なんておいしそう。

昼間準備していたお菓子。

ノルマンディの有名なの、ミルリントン。

この包み方ったら、なんてかわいいの。

かわいいジャム屋さん。

カメラを構えたら、おふたりで背筋のばしてくれました!

どこから見てもムール貝屋さん、笑 ここでお夕飯のムール貝を調達。 新鮮、安い!

夜ごはんの準備。

ノルマンディの生クリームでソースを作ります。
見た目はサワークリームのよう。
酸味はほ~んの少しだけ、もうそれだけでおいしい。 なので、とても危険。

ボルドーのみどりさんちもそうでしたが、ここでもマッチ。 もう長いこと見かけません。

夜ごはんのできあがり。 白ワインとカレークリーム味。 大きなお鍋2つ。

マルシェで買ってきた山羊のヨーグルト。

ここではシードルも作っています。 ワイルドな味がしました。

パンを焼く粉も挽きます。 大きな機械がありました。

作業台。 ここでどんなパンを焼くんだろ。

夜通しで、明日マルシェに出すパンを焼くというので、それはもう、なにがなんでも見学しなきゃ。
フランスで一番大きなまき窯だそう。
そして、bioパンを最初に始めた人だそう。
なんだか、すごいとこに来ちゃったのかも。

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フランス旅 8日目

10/9/2012

 

別れを惜しみつつ、最後の朝ごはん。
昨日焼いてねかせておいたガトーバスク フルーツサラダ いままでに作ったお菓子。
まだまだおいしいなぁって、しつこく確認、笑

スーパーに寄ってもらい、ぐるりと一周。
買い物は帰国直前と決めていたのに、あっけなく解禁。
その足でサンテミリオンへ。
ボルドー近郊のワイン産地です。
美しい葡萄畑がどこまでも続くのです。
ほんとうにどこまでも。
その景観は世界遺産。
吸い込まれるように美しい眺めです。

かなり急なんですけど。
階段じゃないんです.ごつごつ石の坂。

葡萄の苗木やさん。

ここは昔の洗濯場。
すてきすぎる日常。

かなり好きな家。

看板もすてき。

お昼ごはん。
タブレ サラダ フロマージュ ロゼワイン

夜ごはん。
マッシュルームとほうれん草のソテー バスティマ米
この日からアパルトマン。 なので、作りました。
使い切れる分を買うのがひと苦労。

3時過ぎのTGVで再びパリに戻りました。
思い出って、なんとなく終わりの感じがするけれど、ここから、きっと、少しずつだけれど、もっともっと積み重なっていくだろうな、そんな始まりの感じがする思い出です。
別れはすごくさみしくて、つらかったけれど、ひとり、列車で、そう思いなおしたら、なんだかうれしくなりました。
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フランス旅 7日目

10/9/2012

 

テーマ 「バスク地方」
朝ごはん。 たくさんの果物。(物々交換のように、近所で農作物 が行き交ってます) そのまま食べます。洗わない、切らない、びっくり。 桃はちいさくて、手で種がとれるんです。 わたしたちが焼いたお菓子(一日たつとどうかなぁって気になる) もちろん、きょうもやっぱりおいしい。 ガトーケルシノワはますますしっとり。
お昼ごはん。 昨日のキッシュ トマトと桃のサラダパスタ マンゴーアイスクリーム
夜ごはん。 メロンスープとバイヨンヌハムの前菜
バスク鶏
フロマージュ 必ず食卓に上ります。
黄桃の太陽のタルト
太陽が眩しい季節にぜったい焼こう。
教わったお料理やお菓子はどれも全部おいしくて、キッチンでのどの作業も楽しかったです。 わたし、フランス語での交信不能です…。 こんなにも濃い経験ができたのは、みどりさんのおかげです。 みどりさんとはいろんな話をしました。 キッチンで。テーブルで。そして、星空見上げながら。 きっといつか未来につながりますように。
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